鬼の館にて「精進の日々」というテーマで行われた鬼柳鬼剣舞さんの公演の様子です。
初めのうちは剣舞日和の青空だったのですがだんだん雲行きが怪しくなり、この膳舞のあたりから雨が降り出して、観客は次々と屋根の下に避難しました。
こんな状況でも見事に踊りきる姿に感動して、びしょ濡れになるのも忘れて見入ってしまいました……。幸い、雨はこのあとすぐに上がり、公演は続行することとなりました。
今回おもしろかったのが、お囃子をつけずに口唱歌だけで踊った一番庭。「精進の日々」というテーマに沿って稽古の様子を再現する試みで、なかなかお目にかかれない貴重なものでした。
最後の八人加護では二重の虹が架かり歓声が上がりました。急変する天気や強風で踊り手のみなさんは大変だったと思いますが、なんともドラマチックな公演となり、あらためて鬼剣舞って良いなと感じました。