一戸町の御所野縄文公園で行われた高屋敷神楽さんと根反鹿踊りさんの公演を観てきました。
これは「北海道・北東北の縄文遺跡群」として御所野遺跡がめでたく世界遺産登録決定となったことを記念して「御所野縄文ウィークス」と題して開催されたイベントのひとつです。なかなか公演の機会のなかった一戸の芸能を久々に堪能できました。
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高屋敷神楽
毎年楽しみにしていた旧朴舘家住宅での公演も2年連続で中止となったので、本当に久々の高屋敷神楽さん。まずは権現舞。
それにしてもこんな外で観るのは初めてです……結構立派なステージが組まれていてちゃんと神楽幕が張ってありました。
エアー噛み噛みでしたが権現様に噛んでもらえて良かったです。
この後、根反鹿踊りさんを挟んでから高屋敷神楽さんの出番となりましたが、先に紹介します。続いての演目は三本剣です。
神楽幕の向こうに真っ盛りの紅葉が見えるのがとても乙です。
屋外の普段と勝手が違うステージで大変だったと思いますが(たぶんですがこのステージ足が滑りそう)、素晴らしい舞でした。地元の方が多く来ていて歓声と笑顔にあふれていました。
根反鹿踊り
高屋敷神楽さんと並んで一戸を代表する芸能といえる、根反鹿踊りのみなさん。シシは小中学生でしょうか、子どもたちが多くて賑やかです。
シシだけでなく太刀やササラなど、全員がかっこよくて魅力的。腰を深く落とすところ、キレのある踊り、本当に素晴らしい……
このササラの方の身体を大きく使った勇壮な踊りが特に好きです。シシとの息も合っていて見事です。
そして踊りだけでなく、太鼓もめちゃめちゃかっこいいのです……
少し動画で。
秋晴れの空の下、美しい紅葉の中で素晴らしい芸能を堪能できて最高の時間でした。