3年ぶりの花巻まつり(ほんと3年ぶり開催がたくさんでうれしい)の2日目・群舞かがり火鹿踊を見てきました。
会場に着いて最初に目に飛び込んだのがこの豊沢町の山車。宮沢賢治を題材にした見返しには鹿踊の姿もあって、追いかけずにはいられません。雨ニモマケズの原稿の再現度も見事。
日が落ちて鹿踊の時間が近づいてきました。スタンバイする鹿たち。テンション上がります。
さてどの団体を観るか悩むところですが、日中は江刺で金津流を観てきたし、最近全然観れていない春日流鹿踊を狙いたいところ。でもどの団体がどこでやるかわからないので、ここから付いて行ってみることにしました。
人だかりの隙間を縫ってなんとか前に出るとそこは春日流鍋倉鹿踊さんの正面でした。
ササラで叩かれるんじゃないかというほど間近で観る鹿踊is最高。いっそ叩いて悪いもの祓ってほしいです。
かがり火はこのあたりでほぼ消えてしまったのであまりかがり火感はないのですが……
この場所、マルカンビルの目の前だったので、鹿踊とマルカンビル大食堂という花巻名物のコラボレーションが観れました。
なんと幸運にも鍋倉鹿踊さんの「露喰み」を観ることができました。こういうところでもやるんですね……
露喰みは、朝露に輝く笹を見つけた鹿たちが、天からの恵みに感謝しながら乾いた喉を潤し、山で遊び戯れる姿を表した演目です。
この身体を反らして上を向くところが、朝露を飲んでる感あってかわいくて好きですね……
そしてここからは、鍋倉・湯本・八日市の春日流鹿踊3団体による組踊りです。こういう機会でないと観れないのでなかなか貴重だと思います。
迫力のある群舞を間近で観ることができて良かったです。
最後に少し山車を眺めて帰ることにします。
というわけで花巻まつり、好天に恵まれて大変な賑わいでした。今回1日目の権現舞パレードは都合がつかず観れなかったので、来年また来たいなと思います。